価値交換基盤「doreca」を運営するBIPROGYが、
ゲストをお招きして、インタビューする企画「doreca talk」
今回はdorecaの構想の初期段階から伴走支援を頂いた
デザイン会社、コンセント様との特別連載企画となります。
特別連載01
「シームレスに、
キャッシュレスを。」
をデザインする
ABOUT
コンセントは、企業と伴走し活動を支えるデザイン会社です。
デザイン経営や事業開発、マーケティングや
ブランディング、クリエイティブ開発等において、
サービスデザインの視点と技術を生かし、
戦略策定から実行までを一貫して支援しています。
デザイン経営や事業開発、マーケティングや
ブランディング、クリエイティブ開発等において、
サービスデザインの視点と技術を生かし、
戦略策定から実行までを一貫して支援しています。
Background
dorecaは構想の初期段階から、デザイン会社のコンセントと伴走してサービス開発を実施。デザインといってもdorecaはAPI提供サービス。では何のデザインを依頼したのか。担当したデザイナーと当時の内容を振り返る。
Index
第一回目は「doreca×design」
実際にサービスデザイン、UXデザインの視点から
開発に携わったデザイナーへと話を伺った。
開発に携わったデザイナーへと話を伺った。
サービスデザインとUXデザイン、
その違いとは?
株式会社コンセント 取締役
Xデザイン学校 講師
大崎 優氏
サービスデザインとは利用者を起点として事業・サービスを開発する手法のことで、UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインとは、デジタル体験を構想し、アプリやサービスを組み立てていくデザイン手法のことです。
デザインしたのはdorecaが目指すべき「体験」
株式会社コンセント
UX/UIデザイナー
黒坂 晋氏
dorecaはAPI提供サービスにはなりますが、dorecaが達成したい体験とはなにか?それは社会にどんな影響を与えるか? それらをユーザーの視点で実際にカタチにしながら開発を進めていきました。
開発側の視点ではなく、
ユーザーの視点を大切に
アプリのモックアップを制作してあるべき体験を模索したり、仮想チラシを作成し、様々なステークホルダーと目線をあわせながら、社会に対してどんな体験を提供していくべきかを考えていきました。
仮想パンフレットの作成
doreca に関与する全ての方々に価値が提供できるように。
開発初期段階から仮想パンフレットを作成、
多くのステークホルダーに観ていただき意見を取り入れた。
摩擦のない一貫した
体験と価値の流通
ユーザー視点でのストーリー開発
ロゴマークに込めた想い
自分の好きなデジタルマネーを「えらぶ」という
サービスの特徴をカード型のシンボルで
シンプルに表現したロゴマークです。
また、「手軽に気持ち良く」というコンセプトに沿うよう
重なり合う二枚のカードがハート型にも
見えるように調整しています。
dorecaを利用する様々なシーンにおける、利用者の気持ちやその利用文脈を意識することで、『摩擦のない一環した体験と価値の流通』の実現を目指しました。またそれらの体験から得られたデータを活用することで、更に豊かなUXを実現するサイクルを生み出せると考えています。